創業者「江口卯吉」の偉業の一つとして
豊玉町 和板の干拓事業もその一つです。
田んぼが少なく 米の生産が少なかった対馬で
海を埋め立てて 田んぼを作ったのです。
当時の干拓技術では 田んぼに海水が入り
うまく稲が育たなかったりして
大変な苦労があったとも聞いています。
この海を埋め立てて 田んぼを作る技術は
終戦までは 韓国の馬山でも行われ
韓国でも 米を作ったり 醤油工場を作り
干拓地一体が「江口村」と呼ばれるほどだったと聞いています。
その豊玉町和板の敷島に神社が祀られてあります。 20年程前から 毎月1日と15日には お参りに行っています。 鳥居には当時の干拓事業に尽力された人たちの名前が しっかりと刻まれています。
ここに来ると当時の先人たちの知恵と勇気と行動力に
改めて感服し ご先祖様だったら 今の時代を
どう生き抜くだろうかな?
などとお思いを巡らせ
私に託された今の時代 しっかりと生き抜いて見せると
いう決意を立てています。
江口家の敷地内にはたくさんの神様、仏様がいます。 仏壇がありご先祖様がいて 神棚があり氏神様をお祀りし 仏壇の隣には 「お大師様」 家の中の池には 「お稲荷様」 台所にには「荒神様」 屋敷の塀の石垣の間に「地主様」
と、これだけ多くの神様 仏様に守られています。
先人達が信仰深かったのが伺えますし
また、代々がそれぞれしっかりと
お祀りしてきたからこそ
今があるのだと改めて感じます。
最近よく 神社とか御朱印とかテレビで
取り上げられて お参りの作法などの説明で
神様の前で手を合わせて
自分の住所 氏名 生年月日を言いましょう!
と言ってます。
私も 今まではそのようにしていましたが
ある本を読んで今は住所氏名生年月日は言いません。
その本には 「いつもお天道様がみているよ」
ということは 「神様はいつも私たちをみているということで
お参りにいっても 行かなくても 私がだれで
どんな行いをしているか いつも見ているということだ」
だから 「お参りで 住所 氏名 生年月日を言わなくても
神様にはわかっているということです。」
それから私はお参りで神様の前では
感謝を伝え これからの決意表名をするようにしてます。
「神様を信じる信じない」ということがよく言われますが
私はなにか見えない力が働いているような気はします。
神様仏様の前で 精神を整える
それだけでも 自分には十分幸せを感じる時間なので
これからも感謝を込めてお祀りしていきます。
Comments