昨日九州南部の梅雨明けが発表された。
ここ 九州最北端の島「対馬」の梅雨明けも
間近にせまっているが、今朝も大雨で起こされた
「今年の梅雨は長いね!」
「それにしてもよく降るなー!」
そんな挨拶のあとに必ず出てくる言葉が
「対馬」はやっぱり雨に強いよね!」
この一言だ。
この梅雨の間に対馬では24時間雨量で200mmを
超えた日が3日もあるがここ厳原では特に大きな
被害は出ていない。
土砂崩れが少ないのは対馬の地質は「対州層群」と
呼ばれるおよそ3000万年前の海底で形成された
非常に厚く固い岩石でできているからでしょう。
2005年「福岡西方沖地震」でここ対馬も震度4を
観測した。子供のころから「対馬は地震はない」と
言われていたが 地震が起こった。
博多から嫁に来た母は地震が発生した時に父に
真っ先に言った言葉が
「対馬は地震がないと言われたから嫁に来たのに!
だまされた!」と言ったそうで笑ってしまいました。
先週の4連休に対馬に来た観光客に なぜ対馬に
来ようと思ったのか尋ねると コロナが出ていないから
という返事が返ってきた。
災害にも強くコロナも出ていない「対馬」
なかなかやるもんだなあと思ってしまいます。
しかし、その4連休で島外からの観光客が増え
島民も 島外へ出かけこれから2週間の動向が心配です。
梅雨が明け 本格的な夏が目の前にあるのに
韓国人観光客の姿はなく、コロナにビクビクしながら
経済が停滞している中で 今できることに集中し
ひとつひとつ地道に取り組んでいこうと思います。
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